ジブンマトメブログ

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千葉県内で台風15号で被災(停電)した時系列

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9/9の未明はあまりに風の音が大きくて寝れなかった。

普段の台風は風速10m以下なので慣れているが

今回は耳栓をしていても寝付けないほど。

余りに気になって朝の三時半にネットで風速を調べると16m!?

普段の生活圏内でこれほどの強い風に遭遇したことは無い。

そして断続的な停電が始まり、長期停電を覚悟したので先に朝食を済ます事に。

午前五時以降は全く復旧しなくなったので諦めて寝た。

 

9時位に起床するが、だるい。

暑くて何もする気力が起きない。

家の周りを見ると雨どいが壊れたり、

自分の家(平屋)の屋根瓦が隣の家の二階の屋根まで飛んでいたりする。

防災無線は停電している為か何の反応もない。

家の中の備蓄用の水は消費期限が切れていた。

トイレの水は風呂の残り水をペットボトルで確保していたが、

一回に4L位消費するのでみるみるうちに無くなっていく。

近所と会話した後どこまで停電しているか、車で偵察する事に。

 

家から2km離れた役場周辺は通電していて店も営業していたが

コンビニの駐車場は車でいっぱい。

食料品を中心に品薄模様。

役場の人間に避難所を問い合わせると、10分ほど待たされた挙句

停電している場所が割り当てられているという。

そのすぐ隣には通電しているのに休業日とされていた図書館スペースがあった。

 

営業しているスーパーに辿り着くと、駐車場は車で一杯。

その場で食べれる菓子パン類などは売り切れに近く、

イートインコーナーは人で溢れかえっていた。

なんとか食事を済ませ再度役所に避難所について問い合わせるが、

通電しているスペースでの開設は無いという。

この気温ではエアコン無しで就寝する事は不可能。

その後隣町に行くと地元よりさらに停電が激しい。

地元も含めてGSはどこもやっていない。

海沿いの穴場的な所に電話するともうすぐ品切れになると言われ

急いで給油に向かう。

自宅に戻り一日分程度の着替えを用意し

停電被害が少なそうな銚子に向かう。

 

銚子のイオンで時間を潰して夕食を取り、停電情報を更新すると

全く改善の兆しが見られなかった。

停電自体には慣れているが、半日以上続くケースは中々無い。

そこで銚子のホテルに泊まろうと妻に提案するが

着替えも眼鏡も無いというので再び家に戻る。

そこから再度ホテルを当たるが、電話が繋がらないか満室の回答のみ。

道の駅に向かうが、エリア全体で停電している。

コンビニは休業している所が圧倒的に多い。

トイレの関係上自宅の敷地内で車中泊を試みるが、

近所への排気ガスや音が気になって寝れない。

自宅近辺は携帯の電波も弱くて情報収集が出来ない。

再び移動して10日に日付が変わった頃、成田でホテルを探すが全滅。

最終的に高速のPA車中泊後に他のエリアに脱出する事を計画。

 

PAでは近所への音迷惑などを心配する必要がないので多少は寝れた。

しかし体が痛くなる。

千葉県内の東京寄りに近いエリアでホテル探しを試みるが無理。

なので都内に脱出決定。

渋滞の中葛西で降りてシティーホテルに問い合わせて夕方まで休憩する事に。

部屋や風呂場は広くトイレも快適だから、今までの疲れが抜けた。

ホテルを出た後追加の着替えなどをドンキで購入。

停電情報に変化が無いので今晩はビジネスホテルに泊まる事に。

しかし値段は高いがクオリティーは低く、あまりくつろげなかった。

 

11日になっても停電情報に進捗は無い。

気晴らしに渋谷に行くが、駐車場の上限金額を見誤り7千円を支払った。

再び葛西に戻り、同じホテルに泊まるが駐車場が故障中。

コインパーキングを探索して止めた後ホテルに向かうともう治っていた。

うーむ...

 

12日は昼までホテルに留まり自宅のIP電話に電話すると通じた。

近所の民宿に電話で確認しても通電しているという事なので帰宅。

都内にいるうちにガソリンや食料を補充。

首都高を清新町から乗った為

千葉方面に行くにはぐるっと回る必要があり時間とガスを無駄にした。

緊張しながら辿り着いた自宅内はエアコンの自動運転や

風呂の扉を開けて換気扇のスイッチを入れたままにしていたので

想像よりもまともだったが、冷蔵庫内は全滅だった。